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本当は怖い、スマホ依存
増加するネット依存は、深刻な病気とも関連
厚生労働省の推計では、成人のおよそ421万人に、スマートフォンなどのネット依存傾向があります。
中高生にもネットやスマホ依存が増加していますが、こうした弊害を想定してか、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、子供にiPadを持たせなかったと言います。
ネット依存の中でも特にゲームは深刻な依存症とされており、2019年にはWHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」という名前の病気を認定しています。ギャンブルや薬物といった物質使用と同様の依存症と考えられているということです。
スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏のベストセラー「スマホ脳」では、うつ、睡眠障害、学力低下、依存症など、最新の研究結果が紹介されています。
抜けられなくなるのは主に「ゲーム」と「SNS」
女性の場合、スマホ依存するのは、特にSNSへの依存が多いのではないでしょうか。
SNSへの依存は、情報収集と情報発信から始まり、徐々に無目的に使うようになり、抜けられなくなり、時間を浪費してしまう、という段階を踏んで進行すると言われています。
SNSをやめると、反対に幸福度が向上する研究成果も存在
イギリスのバース大学の研究者チームは、ソーシャルメディアの使用を1週間やめた場合の、心と身体への影響を調査しています。
研究によれば、ソーシャルメディアを1週間やめると、全体的な幸福度が向上し、健康、うつ、不安が大幅に改善される可能性を示唆しています。
スマホ依存の怖さが徐々に分かってきていますが、反対にスマホから遠ざかることでのメリットも判明しています。
私自身も、デジタルデトックスを取り入れる前は、いくつかの悩みがありました。今思えば、典型的なスマホ依存だったと感じます。
デジタルデトックスで、疲労やストレスを軽減できる
デジタルデトックスは、スマートフォンやパソコン、その他のデジタル機器から意識的に距離を置くことで、心と身体の疲労を軽減させる取り組みです。
デトックスは、体内に溜まった有害毒物を排出させることを意味しますが、デジタルデトックスはデジタル版ということですね。
なお、デジタルデトックスは、デジタルと自分を完全に断絶してしまうということではありません。スマホやSNSなどと一定の距離をとる時間を設けようという考え方です。便利なスマホとうまく付き合っていく方法とも言えます。
デジタルデトックスの効果
デジタルデトックスの効果は、SNSによる情報の波から自分の心を守ることだけではありません。
スマホのブルーライトから離れることや早めの入眠での睡眠の質向上、SNSに使っていた時間を他にあてていくことでの、人間関係の改善やフィットネスなどによる健康効果も含まれます。
つまり、疲労やストレスの軽減に加えて、生活のクオリティ向上にも繋がることが期待できます。
デジタルデトックスのやり方
まずは現在のスマホ時間を見えるように書き出す
いきなりすべてのスマホ時間を遮断してしまうのはやめましょう。長続きしないどころか、かえってストレスが溜まってしまいますし、反動が来ることも想定されます。
まずは以下のステップで出来ることから決めてやっていくことをおすすめします。
私の場合は、お昼の時間でのSNSでのやり取りの時間を残しつつ、寝る3時間前以降のSNSチェックをやめました。その代わりに、ヨガと考え事の時間を増やしました。
まとめ
多くの方がスマホ依存になっています。
SNSは、見ていると面白く、どんどんと中毒性にハマっていってしまい、心と身体によくない影響があることが判明しています。
デジタルデトックスは、SNSを完全にやめてしまうことではありません。
スマホとうまく付き合いつつ、自分の心と身体を健康に保つための一つの方法です。
ぜひ、皆様もデジタルデトックスをおためしいただけたら嬉しい限りです。